手元のMacBookAir Mid 2013はまだMountainLionだけど、職場で使ってるSnowLeopard機をMavericksにアップデートしてみた。
アップル、「OS X Mavericks」を無料公開!
アップルは22日(現地時間)、OS Xの最新バージョン「Mavericks」の公開を開始した。互換性があるMacユーザーであれば無料でアップロード可能となっている。
これまでのOS X(例えばLion)は安いとはいえ無料じゃなかったので、アップデートをするには会社のシステム管理者的な人に申請をして話を通す必要があったのでこれまでアップデートを面倒臭がってしていなかった。が、しかしいい加減MacBookAirと環境が大きく違うのが地味にストレスになっていたのでこの無料アップデートに飛びついてみた。
環境
ちょっと今自宅だし詳細なデータはないけど、一応環境はこんなもんだと思う。
前準備
会社のだし、とくにタイムマシーンとかでバックアップとかもとってないので、いきなりアップデートするのは怖い。そこで大事なファイルのバックアップをとったり、homebrewで入れたもののリストを作ったりした。
$ mkdir -p ~/.brew
$ T=`date +%Y%m%d`
$ brew list > ~/.brew/list$T.txt
$ brew list | xargs brew info > ~/.brew/info$T.txt
入れたものリスト(brew list
)だけではコンパイルオプションとか残らないから、念のためそれぞれの情報(brew info
)も残しておいた。
インストール
インストール自体はApp Storeからすんなり行く。最初に残り44分て出るけど、まぁ実際は一時間くらいかかったかな。特に躓くことはないはず。SnowLeopardでも。今回、SnowLeopard –> Lion –> MountainLion –> Mavericksとか段階を踏まずに一発でMavericksを入れられるのが地味にうれしいところ。
セットアップ
インストールが終わると後は普通にログインして使いはじめるだけなんだけど、TotalFinderが対応してないので「互換性のないフォルダみたいなところに移動しました」とかでた。これは少し残念だけど、今回のMavericksからデフォルトでFinderにタブが付いたのでとりあえずは問題ないかな。(※最下部追記あり)
あとはXcodeを改めて入れたり、Javaを入れたりで、割と時間がかかってしまった。SnowLeopardからのアップデートだったので色々とシステム環境設定から細かい挙動をいじるのも少し大変だった(スクロールはナチュラルじゃダメ派)。
実際のところ、ターミナルとEmacsさえ動けば良いのでそこら辺の挙動しかまだ確かめてないけど、特に問題なく使えてると思う。ただ、brew upgrade
したら(brew update
はできた。)、一部のhomebrewで入れたツールが「libc++で入れなおしてくれ」みたいなこと言うので、次の出社時にはそれの対応をしなきゃいけないっぽい(まだ入れなおしてない)。
libc++といえば、
ちょうど今日この記事を見たので貼っておく。なんか関係有るのかな。
他気になる点としては、アップデートとかで色々入れてた直後だからってのもあるけど、ファンが少し前より気になるくらいに活発にうごいてることと、全体的に動きがもっさりするようになった気がすることか。まぁこれはもう少し使ってみないとわからないかな。
おわりに
手元のMacBookAir(MountainLion)はもうちょっと人柱が出て、色々アプリやらなんやらが対応してからアップデートしようと思ってる。
ちなみに
アクティビティモニタのDockでメモリ使用量表示するの地味に便利に使ってたんだけど、Mavericksで出来なくなっててちょっとショック。
↑これね。
※追記(2013/10/31)
TotalFinderはアップデートによりMavericksに対応したので今は快適に使ってる。